開催報告:オンライン講座「LCSAの実施と指導・支援の実際」
- 一般社団法人ことばサポートネット
- 2 日前
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2026年7月18日(土)、東京学芸大学名誉教授で、子どもの言語・コミュニケーションの発達を総合的に測ることができる検査法「LC-R」「LCSA」の著者である大伴潔先生にご登壇いただき、進行役の中川信子先生と共に、オンライン講座「LCSAの実施と指導・支援の実際」を開催いたしました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
今回の講座では、言語聴覚士をはじめ、特別支援教育に携わる教員や臨床心理士・公認心理士など、様々なお立場の専門職の方々にご参加いただきました。
講義の中では、それぞれの下位検査で何を測っているのか、アセスメント後にどのような支援が考えられるのか、開発者ならではの視点で丁寧にご解説いただきました。実際に検査を行う際の教示のやり方や注意点など、参加者からのご質問にも1つ1つ丁寧にお答えいただき、この検査を実施する目的や意義、活用方法等への理解が深まる講座となりました。
当日の講義の中で紹介されたご質問につきましては、講義の中でお伝えしきれなかった部分も含め、大伴先生からのご回答を記載いたしましたQ&Aシートを配布しております。当日の講義にご参加いただいた方には、メールにて追加資料配布のご案内をお送りしておりますので、ぜひご参照ください。
2027年1月には、乳幼児期のお子さんを対象としたLC-Rの講義も予定しております。詳細が決まり次第、こちらのブログでもご紹介いたします。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
■ご参加いただいた方からの感想をご紹介させていただきます。(一部抜粋)
・LCSAの全体像が把握でき、とても勉強になりました。問題を間違えた理由を丁寧に見ていく大切さを学びました。(言語聴覚士)
・勤務することばの教室では、言語発達の遅れについて十分な対応ができていない状況です。やはり、LCSAなどを利用して子どもの実態を正しく捉えるところから始めたいと思いました。大伴先生の講義は、いつものことですが、とても丁寧に説明されていて、その時はよく分かったつもりになってしまいます。聞くだけではなく、実際にLCSAを実施したり説明したりすることを意識して、理解を確実にしないといけませんね。ありがとうございました。(ことばの教室の先生)
・今まで中高生と大学生を中心とした支援に携わってきました。今年度から小学生さんとも関わることになったため、研修を受講しました。短冊に「文字が読めるようになりたい」と書いたお子さんがいたので、その子のニーズに応えられるように、今日の研修内容を活かしたプログラムを練っていきたいと思います。(園、児発・放デイの先生)
・LCSAについては、これまでほとんど触れたことがなかったため、大伴先生が一つ一つ丁寧に、具体例を交えながら解説してくださり、とても勉強になりました。特に心に残ったのは、ことばや文章を理解することは「自分の世界を広げること」につながるというお話です。そして、その「わかった!」「おもしろい!」という達成感を、子どもだけでなく大人も一緒に喜び合えることが、ことばを育てる上で何より大切なのだと改めて感じました。聞く・話す・読む・書くというそれぞれの力を評価するだけでなく、その子がことばを通してどのように世界を広げていけるかという視点で支援を考えることの大切さを学びました。私自身、絵本を通して子どもたちにことばを届けてきましたが、その先にある「ことばが分かる喜び」を、子どもと一緒に味わえる支援者でありたいと改めて思いました。(ことばの教室や支援級の先生)
・仕事では幼児期のこどもたちと関わることが中心ですが、低学年期のことばの発達を踏まえ幼児期に大切にしておきたいことを改めて見つめ直す機会となりました。検査場面において、こどもの答えだけでなく、取り組み方や誤り方からもこどもの特徴を知り、得意なこと、これから伸びていきそうなところをしっかり見極められるよう分析の力もつけていきたいと思います。(言語聴覚士)
・関わっているお子さまをイメージしながら講義を受けることができました。実際の支援場面で困りの要因を理解し、プログラムをどう立てようか考えながらだったので、あっという間でした。幼児期と学齢期の比較などもあり、方向性も見えてきました。チャットの質問を通して理解も深まりました。(園、特別支援学校、児発の先生)
・通級のお子さんを言語指導する仕事をしています。学齢期のお子さんのことばについてどう対応したら良いのか迷う事も多く、こちらの講座を受講させていただきました。大伴先生のお話がとてもわかりやすく、今後の指導について光がさしたように思います。LCSAを利用していきたいと思います。(言語聴覚士)
・普段はLCスケールを活用しているのですが、今後LCSAも活用したく参加しました。検査作成者の大伴先生からのお話は大変興味深く、検査の項目の理解はもちろん、今見ている未就学児のお子さんの次のステップのイメージの輪郭がより鮮明になりました。後半は明日からの臨床にも使用できる具体的なアイディアもたくさん伺えて、大変価値のある時間を過ごせました。(言語聴覚士)
・最近、LCSAの依頼が少しずつ増えています。手探りの部分もあったので、詳しいお話が伺えてよかったです。(言語聴覚士)
・夏休み後に検査を行おうと思っています。初めてなので不安がつのるばかりでしたが、今回参加し知識が深まりました。もう一度、資料を見直し今後の指導に役立てていきたいです。(ことばの教室や支援級の先生)
・一口に言葉といっても、色々な側面があり、支援するにはそれぞれについてアセスメントが必要であること、また支援方法の具体例を知ることができて、貴重な機会となりました。(臨床心理士・公認心理師、 児発の先生)
・2時間あっという間でした。小児訪問でお子様に言語聴覚療法を行なってます。なかなか評価はしづらいのですが、LCSAの評価を見本に、リハ内容を組み立てることは可能だと思いました。改めてしっかり評価法を確認して、担当してるお子さんにどんな声かけややり方が良いか考えたいと思います。とてもわかりやすく、評価方法とそれを経て臨床での先生の考え方など学べたことはとても貴重な時間となりました。(言語聴覚士、園の先生)
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