ご挨拶
私たちは、いつの間にかことばを覚え、
多くの方は、特別なことをしなくても5~6歳頃には母国語の発音を獲得しますが、
• いわゆる“赤ちゃん言葉”(「〇〇です」➡「〇〇でちゅ」、「さかな」➡「たかな」など)が長く残ってしまう方
• 日本語の音にはない発音の癖(異常構音)をもつ方
• 生まれつきのお口の形(口唇口蓋裂や舌小帯短縮症など)や
外傷、口腔がんの治療の影響等で、発音の獲得に援助が必要な方
• 発音・滑舌の違和感を抱えたまま大人になった方
もいらっしゃいます。
発音・滑舌改善のサポートを希望される場合、
医療機関、自治体や学校等に設置されたことばの教室などが利用可能です。
しかしながら、地域によってはお住まいの市区町村内にサポートを受けられる施設がなかったり、施設の利用時間が限られているためにお仕事の都合や、不登校などの心理的な障壁、海外転勤等で近隣に施設がない、などの理由で、既存の施設の利用が難しい方もいらっしゃいます。
また、近隣の施設のことばの教室の先生が足りない場合もあります。
私たちは、どこにいても、言語聴覚士による専門的な援助が受けられる体制づくりを目指して、業務を行ってまいります。
一般社団法人ことばサポートネット
役員・職員一同
埜藤 奈美
のとう なみ
代表理事
-
言語聴覚士 保育士 修士(文学・教育学)
-
日本言語聴覚士協会、子どもの発達を考えるSTの会、オンラインST研究会所属
-
名古屋大学法学部卒、日本聴能言語福祉学院卒、2007年言語聴覚士免許取得
-
医療機関、子育て関連施設等でことばの発達支援、離乳支援、構音障害や言語障害の治療、摂食・嚥下療法、園等巡回相談に従事
-
主な勤務経験:千葉西総合病院、東京大学医学部附属病院、沼津市子育て支援課、あいち小児保健医療総合センター、ことばの相談室とまり木 など
髙橋 路子
たかはし みちこ
技術顧問
理事
-
言語聴覚士 口蓋裂学会認定師
-
日本言語聴覚士協会、日本口蓋裂学会、日本音声言語医学会所属
-
2001年言語聴覚士免許取得後、県立病院等を経て、現在大学病院にて勤務
-
主に口蓋裂等の構音を対象としている
-
「医師・歯科医師のための口腔診療必携」金原出版株式会社(分担執筆)
-
「口腔科学」朝倉書店(分担執筆)
松本 竜弥
まつもと たつや
理事
-
言語聴覚士
-
日本言語聴覚士協会、静岡県言語聴覚士会所属
-
聖隷クリストファー大学卒
- フジ虎ノ門整形外科病院所属