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"発音練習に携わる先生のための個別相談” における SWOT分析の活用

更新日:2月22日



SWOT分析は、企業のマーケティング戦略の立案など、ビジネスの現場で主に使われていますが、文部科学省の組織マネジメント研修でも紹介されるなど学校の先生方にもなじみのある分析手法かと思います。


SWOT分析の詳細については、専門書をご覧いただければと思いますが、

ごく簡単にご紹介すると、

【内部環境】 ①強み ②弱み 

【外部環境】 ③機会 ④脅威

の四つの項目について明らかにしたうえで対応策等を考えます。


当法人では、発音の指導を行う先生からのご相談の際に、

発音の指導を行う先生向けの相談で使用した、SWOT分析を応用したシートの例

SWOT分析を応用したシートを用いて、

先生に情報を伺いながら、一緒に対応策を考える場合があります。

それは、発音練習がうまくいかない場合の要因は、先生個人にあるわけではないからです。


先日ご利用があった発音練習に携わるA先生からのご相談について、個人情報に配慮し、

内容に影響のない範囲で少し改変して一部をご紹介します。


ご相談内容は、Bさんの発音練習がなかなかうまく進まず、さ行の子音は出せるようになったが、単音節が作れずに3セッション同じ練習を行っており、このままの方法を続けていてよいのかどうか、他に合う方法がありそうなのかを知りたいとのことでした。


相談を進める中で担当の相談員が整理したシートがこちらです。


SWOT分析を利用して、課題を整理した


実際の相談の際には、担当相談員がお子さんのことを理解できるよう、お子さんについて先生がお持ちの情報を詳しくお伺いしました。先生が良く観察されている点、まだ確認できていない点なども整理されました。

その上で、現在A先生が行っている方法を教えて頂きました。

Bさんの特性を考慮して現在の方法から工夫できそうな点や、実績のある誘導方法をいくつか提案させていただき、実際に一緒に練習しました。その際、みるべきポイントや気を付けるとスムーズにいく点についても一つずつお伝えいたしました。

また、Bさんが置かれている環境から、効果的と思われる宿題の出し方、保護者の方への説明の具体的な文言について、一緒に考えました。


発音練習がお子さんにとってできるだけ少ない負担で進むことはもちろんですが、先生にとっても、一つでも多くの引き出しを持つことで色々なお子さんに対応しやすくなるよう、また、注目するとスムーズに進みやすいポイントを知っていただくことでより楽しく指導に当たっていただけるよう、サポートを行っています。



発音練習に携わる先生のための個別相談は、当法人の職員が担当しています。

複雑な内容については当法人職員がパイプ役となり専門家の先生に相談したうえでお答えをいたしますので、安心してご利用ください。

また、お勤め先とのご契約も可能です。


お気軽にお問い合わせください。



発音練習に携わる先生のための個別相談のお申込みはこちらからお願いします。







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