top of page

【開催報告】機能性構音障害・口蓋裂の構音障害 音作り実技講習会 ~『構音訓練についての質問会』編~を開催しました

21 時間前
読了時間: 6分

構音指導に携わる先生に向けたお知らせです。


2026年10月9日(金)、オンラインにて「機能性構音障害・口蓋裂の構音障害 音作り実技講習会 ~『構音訓練についての質問会』編~」を開催しました。


本講習会は、これまでの講習会で学んだ内容を実際の臨床で実践する中で生じた疑問を解消する場として、初めて企画したものです。

「このような反応が見られた場合、どのような声かけをしたらよいのか」「このような音になる場合、どのように訓練を進めたらよいのか」など、日々の臨床で生じるさまざまな疑問が寄せられました。


当日は、お寄せいただいた事前質問に加え、講義中のチャットでのご質問にも、髙橋講師が一つひとつ丁寧に回答してくださいました。終了時間間際までご質問が寄せられ、90分間があっという間に感じられる充実した時間となりました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。



≪講習会の内容≫

「機能性構音障害・口蓋裂の構音障害 音作り実技講習会」シリーズは、東京大学病院の髙橋路子言語聴覚士(日本口蓋裂学会認定師)を講師に迎え、構音の位置付け法に基づいた系統的構音訓練の進め方をベースに、構音指導の具体的な方法を学ぶ講習会です。

毎回テーマとなる音を設定し、実技を交えながら、目標音の導き方を学んでいます。


今回は、「口蓋裂の構音障害(訓練編)」やこれまでの音作り実技講習会で学んだ内容をさらに深めるとともに、日々の臨床で経験するケースについてのご質問にお答えする時間を設けました。


当日取り上げられた質問の一部をご紹介します


・さ行の鼻咽腔構音は、どのような音になるのでしょうか?


・さ行の歯間音化について相談を受けることがあります。日本語では意味の違いが生じない場合でも、保護者は見た目を気にされているようです。「お口かっちん」で「風」を使った練習は有効でしょうか?


・側音化構音の訓練終了の目安を教えてください。


・舌小帯短縮症がある場合、どのような状態で切除術が検討されるのでしょうか。また、どのような状態を目指して訓練を進めるとよいのでしょうか?


・舌を出した状態で練習する場合、舌を引っ込めることが難しくなるケースもあると聞きます。実際の臨床で、そのような経験はありますか?


一つひとつの質問に対する回答を通して「今後同じような場面に遭遇したら実践してみたい」と感じられる学びが多くありました。

また、髙橋講師が二重構音や鼻咽腔構音を実演する場面もあり、これまで実際に経験したことのない方にとっても、音の特徴や違いを具体的にイメージする機会になったのではないかと思います。


≪参加者からのお声をご紹介≫

講習会にご参加いただいた皆様からのご感想を一部抜粋してご紹介します。


・「構音訓練についての質問会」を開催していただきありがとうございます。音作り講座も勉強になるのですが、また違った形で本講座もとても勉強になりました。指導をしている中でうまくいかないことがあると今後の道筋が不安になることがあるのですが、髙橋先生が「わたしが大丈夫だった経験があるので自信をもって大丈夫」と励ましてくださったのが心強かったです。(ことばの教室の先生)


・今回の質問会では、同じようなことで悩んでいる方の質問から学ぶこともたくさんあり、また、CDを活用した音の聞き分け方など自分のスキルアップにつながることも学ぶことができました。どの質問にも的確に、そして、親身になって回答してくださった髙橋先生、本当にありがとうございました。(ことばの教室の先生)


・大変勉強になりました。早速、日々の指導に生かせていけそうです。今後もまたぜひこのような機会を作っていただきたいです。(ことばの教室の先生)


・いろいろなケースを知ることができた。(言語聴覚士、ことばの教室の先生)


・皆様の質問と講師の高橋先生の回答を聞いて、別の視点から考えることができ有意義な会でした。ありがとうございました。(言語聴覚士)


・寄せられた質問は日頃悩んでいることと共通する部分が多く、原因や解決策について知ることができてよかったです。個人的には二重構音等について具体音と説明が聴けたので大変参考になりました。ありがとうございました。(言語聴覚士)


・音作り実技講習会で基本の進め方を学び、構音訓練ができるようになりましたが、実際にお子さんと一緒に訓練するとうまくいかなかったり迷ったりすることも多くあります。今回の質問会ではそのような疑問に丁寧にお答えいただき、他の方の質問も全て自分の臨床に役立つため、たいへんためになるものでした。継続して実施していただけることを願います。(言語聴覚士)


・質問の中にもありましたが、ことばの教室で担当している中でも、口の開き方でいろんな子がいて、こうしたらどうなるかなと、試行錯誤しながら毎回指導しています。効果的で有効な指導があったらいいなとは思っていますが、たぶん一人ひとり違うので、ずっと試行錯誤しながら、工夫していくことになるだろうなと思っています。

そんなときに、高橋先生に教えていただいた指導の基本をベースにして、考えていくことになると思います。(ことばの教室の先生)


・このような機会が1年に1~2回あったらありがたいです。よろしくお願いいたします。

(言語聴覚士)


・参加者の皆さんが質問してくださった中に、「確かにこれは気になっていた」というものもあったので、有意義でした。(言語聴覚士)


・とても楽しかったです。ほかの方の質問でも共感する部分がありましたし、今の自分では想像つかないような質問もあったので、今後のための大きな糧になると思いました。(言語聴覚士)


・チャットで質問させていただき、疑問点を解決することができました。他の方の質問も参考になりました。(言語聴覚士)




≪おわりに≫

日々の臨床では、学んだ知識や技術を実践する中で、新たな疑問に出会うことも少なくありません。

今回の質問会が、そうした疑問を解消し、明日からの臨床につながるヒントを得る機会となっていましたら幸いです。


お忙しい中お時間を作ってご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

今後も現場で役立つ実践的な講習会を企画してまいります。ご要望などございましたら、ぜひアンケートにてお聞かせください。


≪ご参加いただきました皆さまへお知らせです≫

当日の資料をダウンロードしていただけることになりました。

10/15Peatixのメッセージにて閲覧方法をご案内しております。

配布期限は11/1(日)となっておりますので、お早めにご確認ください。


オンライン講座に関する最新情報は本ブログやPeatixことばサポートネットのページにてご案内いたしますので、ぜひサイト会員へのご登録、Peatixのグループフォローをお願いいたします。


🌼🌼皆様からいただきました参加費の一部は、ことばの相談を受けづらい状況にある方にオンラインの無料相談を提供する活動を継続するために大切に使用させていただきます🌼🌼🌼


ことばサポートネット関連サイトのご案内

・公式ウェブサイト(ブログはこちらにございます) https://www.kotoba-support-net.org/

・Instagram(講座案内用)https://www.instagram.com/kotoba_support_net.st/

・X(旧Twitter) https://twitter.com/kotoba_support

・Peatix (オンライン講座・講習会のお申込みはこちらから)https://kotoba-support-net.peatix.com/


新規ブログ公開時のメールをご希望の方は、こちらから会員登録をお願いします

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



bottom of page