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「教材シェアリング」活用例のご紹介


構音訓練を行なっている言語聴覚士・ことばの教室の先生へのお知らせです。

当法人では、言語聴覚士やことばの教室の先生方向けに「教材シェアリング(サブスクリプション)」というシステムを運営しております。

システムの仕組みと、活用例をご紹介いたします。


「教材シェアリング」とはどのような仕組みか

「教材シェアリング」は、インターネットを通じて、発音指導に必要なリソースを一括して提供するデジタルライブラリです。ことばの臨床や発達支援を目的とする範囲において、ダウンロード、印刷、加工、配布など、制限なく行なっていただけます。 

具体的には、以下の資料が含まれています。

  • オンラインで実施可能な構音評価ツール

  • 指導に使用できる単語集・短文集

  • 保護者様への説明用資料

  • 経過記録に必要な用紙のフォーマット(Googleスプレッドシート形式等)

 等々

※現在進行形でどんどん新しい教材が増えています。





中でも活用頻度が高いのが「単語集・短文集」です。この単語集の大きな特徴は、発音の誤りの種類や練習段階に合わせて、教材が機能的に分類されている点にあります。


体系的な分類:段階的なレベル設定

ターゲットとする音が単語のどの位置にあるかによって、以下の3段階に整理されています。

  • レベル1:語頭(語の最初にターゲット音があるもの)

  • レベル2:語尾(語の最後にターゲット音があるもの)

  • レベル3:語中(語の間にターゲット音があるもの)

このように体系化されたリストから、特定の音(「か行」「さ行」など)を選択するだけで、お子様の習得状況に合わせた適切な課題を提示することが可能です。


オンラインの先生は画面共有しながら練習をすることもできますし、同じサイトに利用者様にアクセスして自由に閲覧していただけるので、メールでお送りしなくても宿題をお伝えすることができます。

対面の先生方は、プリントアウトして、そのまま宿題としてお渡しすることも可能です。




実際に使ってくださっている言語聴覚士の方からのレポートをご紹介いたします。


⭐︎デジタルならではの利便性と、臨床現場でのメリット

PCやタブレットのブラウザから直接アクセスできる本システムは、従来の教材にはない多くの利点を持っています。


1. 指導準備時間の短縮と、著作権への配慮

オンライン指導において、従来の単語集を画面共有することは著作権の観点から制限がある場合が多く、個別の準備に時間を要していました。しかし本システムでは、ことばの臨床や発達支援を目的とする範囲において、会員様はダウンロード、印刷、加工、配布などを制限なく行っていただけます。この柔軟性が、準備時間の大幅な短縮になりました。


2. オンライン指導における視覚的・機能的効果

 双方向性の向上:

  画面共有中に特定の箇所をズームしたり、「できたね」の印や、気を付けてほしい場所に赤〇を書き込んだりすることで、お子様と視覚的な情報を共有できます。

 発音時の姿勢改善:

  紙の資料を手元で見ながら発音すると視線が下がりがちですが、画面共有を活用することで正面を向いた姿勢を保ちやすくなります。これにより、オンライン越しでも口元や舌の様子をより正確に観察できるようになりました。


3. 遠隔地への支援と宿題の効率化

 デジタルデータとして提供できるため、コピーした紙を郵送する必要がありません。個々のPCやスマートフォンでダウンロードして活用いただけるため、海外や遠方にお住まいの方への資料提供、および家庭学習のサポートにおいても大きなメリットを発揮します。


遊びを取り入れた活用の一例

私の指導の中で最近流行っているのが、指導がレベル1・2・3まで進んだ後、「面白い文章作り」という遊びです。それぞれのレベルから抜き出した2〜3つの単語を組み合わせて文章を作るのですが、時にはお互いに本気で「変な文章」を考え、楽しんでいます。この遊びは、利用されているお子様から自然発生的に始まり、最近では短文集の前に〝自分で作れる文レベルの練習〟として取り入れています。文章を読むのを嫌がる子でも、進んで練習することができました。こうしたやり取りを通じて、お子様が楽しみながら音を定着させていく過程は、支援者にとっても非常に充実した時間となります。








[指導者用ページ]に用意されている記録用紙や説明資料は、専門職としての説明責任を果たす上でも心強い存在です。保護者の方へ「今、どのようなステップにいるのか」「今後はどのように進んでいくのか」を客観的な資料とともに共有することは、相互の信頼関係を築く一助となると感じております。

 本システムは、当法人の運営するコミュニティサロンの会員特典として無償で利用できるほか、一般の方も月額制のサブスクリプションとしてご利用いただけます。私たちは、この教材シェアリングが、支援者の皆さまにとってより深くお子様と向き合うゆとりを生むきっかけになればと考えています。




日々の教材作成や単語の選定に課題を感じておられるようでしたら、一つの選択肢としてご検討いただければ幸いです。



▼教材の構成や詳細な利用ガイドについては、こちらをご覧ください。



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