【開催報告】機能性構音障害・口蓋裂の構音障害 音作り実技講習会〜す(さ行の導入)編〜を開催しました
専門職の皆さまにお知らせです。
2026年9月11日(金)、「機能性構音障害・口蓋裂の構音障害 音作り実技講習会 〜す(さ行の導入)編〜」をオンラインにて開催いたしました。
「さ行」の指導は、臨床現場でも出会うことが多いテーマの一つです。
今回はそのベースとなる「す」の音作りに焦点を当て、音の誘導方法を具体的に学びました。
当日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
最近はとくにことばの教室の先生方のご参加が増えています。口コミで講習会を知ったというお声も多く頂戴し、当法人の活動を広めていただいていることに職員一同心より感謝しております。

≪講習会の内容≫
機能性構音障害・口蓋裂の構音障害 音作り実技講習会は、東京大学医学部附属病院の髙橋路子言語聴覚士(日本口蓋裂学会認定師)を講師に迎え、系統的構音訓練・構音の位置付け法に基づいた構音指導の具体的な方法を学ぶシリーズです。毎回テーマとなる音を設定し、実技を交えながら目標音の導き方を学びます。
今回は、「す」を中心としたさ行の音について「力を抜いた舌」と「やさしい風」で誘導する方法を取り上げました。
実習チケットでご参加いただいた皆様とは、ビデオ・音声オンの状態で、実際の構音訓練の様子をシミュレーション。講師の丁寧なフィードバックを受けながら、口の動きや風、声の状態を確認しました。
また、講習会の冒頭には、講師から「実習生の方以外も練習する時間にしてほしい。お子さんは予想外の行動をするものなので、どんな状況でもモデルを正確に見せることが信頼につながる」というメッセージがありました。
この呼びかけを受け、実習チケットでご参加の方だけでなく、聴講でご参加の方の中にも、カメラをオンにして実際に練習される方がいらっしゃいました。
オンラインでの講習会ではありますが、講師の実演を見て学ぶだけでなく、ご自身でも実際に口を動かし、音や風の感覚を確かめることで、より実践的な学びにつながります。
皆様の今後の構音指導に少しでもお役立ていただけましたら幸いです。
講習会で学んだ内容を実際の臨床で実践する中で、「こんな反応をされた場合は、どのような声かけをしたらよいのか」「こんな音になるときには、どのように進めたらよいのか」など、新たな疑問が生じることもあるかと思います。
そのような疑問やお悩みが出てきた場合には、ぜひ10月9日(金)開催「構音訓練についての質問会」をご活用ください。

※「口蓋裂の構音障害(訓練編)」を受講した方と対象とするイベントです。
「構音訓練についての質問会」2026年10月9日(金) 20:00~21:30
お申し込みURL:https://ksn-26-10-09.peatix.com
≪参加者からのお声をご紹介≫
講習会にご参加いただいた皆様からのご感想を一部抜粋してご紹介します。
・実習に何度か参加させて頂いていますが、教示のタイミングなどがよく分かりお勧めです。今日は、実習でなくてもカメラオンの方々がいらして、素晴らしいと思いました。鏡ですと高橋先生の教示を見逃すので、実習か、聴講のカメラオンで参加すると良いのではないかと思いました。 (言語聴覚士)
・舌出しの練習といっても、どのようにしていくのかがわからなかったのですか、実技を見せていただき、一緒にやってみて感じがつかめました。舌の脱力の大切さも教えていただいたので、脱力についても練習させていきたいと思います。 (ことばの教室の先生)
・スの導入講義は2回目ですが、自分の認識の誤りに気がついていつも勉強になります。ありがとうございます。(言語聴覚士)
・脱力の舌を作る際の、声掛けがわかりやすかった。 (言語聴覚士)
・ことばの教室の担当者です。側音化構音や口蓋化構音の子どもの指導をしていて、一番難しいと感じているのが舌癖の除去です。口周りや舌の脱力が十分にできないと、練習を進めても改善が難しいと感じていますが、次に進めないことがあります。これまでの実技講習会で教えていただいたことも含めて、高橋先生に教えていただいた内容を生かして、子どもたちの指導に役立てたいと思います。 (ことばの教室の先生)
・実際、来週から指導していこうと思う内容で、とてもわかりやすかったです。 (ことばの教室の先生)
・資料もシンプルでわかりやすい (言語聴覚士)
・講義の範囲内はわかりやすく、自分でもやってみようと思えました。その先の不安はあります。 (ことばの教室の先生)
・実際の訓練の流れや音の作り方など、とてもわかりやすかったです。資料があったことも、後から見直しが出来るので非常に助かります! (言語聴覚士)
・高橋先生の褒めのタイミングが素晴らしく、非常に勉強になります。 (言語聴覚士)
≪おわりに≫
「確実に音作りができること」を目指す 音作り実技講習会 シリーズ。
「す」の音が安定することで、その後の「さ行」全体の習得もスムーズになります。今回の実技が、皆様の明日からの臨床や指導の一助となれば幸いです。
お忙しい中お時間を作ってご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
今後も現場で役立つ実践的な講習会を企画してまいります。ご要望などございましたら、ぜひアンケートにてお聞かせください。
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