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【参加報告】第27回日本言語聴覚学会 in 広島 に参加してまいりました

2026/6/26~27の2日間にわたり、広島国際会議場および中国新聞ホールにて「第27回日本言語聴覚学会」が開催されました。当法人のスタッフも参加してまいりましたので、当日の様子をご報告いたします。

昨年の山形大会に続き、今年も多くの先生方と直接お会いし、貴重な意見交換を行うことができました。当法人のブースや発表会場へ足をお運びいただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

今回の学会において、当法人は口頭発表2題、ポスター発表2題を行うとともに、協会企画シンポジウムへの登壇という大変貴重な機会をいただきました。


ポスター発表(26日)

  1. 子どもの機能性構音障害に関する啓発ポスター「知ってほしい、構音障害」を用いた認知度向上への取り組み(中井みつ穂)

構音障害に対する社会的な認知度向上を目指す草の根活動として、共感の声をいただきました。


※ポスターはこちらから


  1. 地域・国境を越えたSTによる発達支援:無料オンラインイベント「ことばすくすくライブ」の開催報告(松本竜弥)

海外在住という環境でも、母国語での手遊び等に触れられる機会は有意義だと、オンラインを活用した新しい形態の発達支援として関心をお寄せいただきました。




口頭発表(27日)

  1. 5歳児健診における発音評価支援のためのチェックシートとガイドブックの開発(堀由香)

言語聴覚士に限らず5歳児の発音をスクリーニングできることを目指した「発音評価ツール」の開発について報告しました。発表の際、開発したチェックシートの現物が当法人のPRブースにある旨をご案内いたしました。発表を聴いて、展示ブースまで足を運んでくださった方もいらっしゃり、実物をご覧いただきながらより詳細な仕様や活用方法についてお伝えすることができました。


※5歳児発音チェックシートについてはこちらもご覧ください





  1. 小学校の言語障害通級指導教室(ことばの教室)におけるオンラインビデオ会議システムを活用した教員と言語聴覚士が連携して行う授業実践の報告 第2報(埜藤奈美)

    昨年に引き続き、オンラインシステムを用いて、小学校の授業にSTが遠隔で介入するという取り組みについて報告し、今後の地域連携における有効性と課題について議論を深めました。





シンポジウムへの登壇(26日中国新聞ホール

「就学前の子どもの発達を支える連携の輪:5歳児健診におけるSTの役割と未来」

司会:赤壁 省吾氏(日本言語聴覚学士協会 障害福祉部)

コメンテーター:中川 信子氏(子どもの発達を考えるSTの会)

演者:赤壁省吾氏、西田香利氏、埜藤奈美、篠原里奈氏  提言:石丸文至氏 

報告1 協会実施アンケートから見る 5 歳児健診の現状と課題

報告2 都道府県士会での取り組み

報告3 民間における ST の役割:構音チェックの実践を中心に

報告4 行政 ST の立場から:保健センターにおける 5 歳児健診の実際

提言  国の施策と今後の展望:5 歳児健診支援事業について

総括  総合討論総括


※報告3「民間におけるSTの役割」を、当法人代表の埜藤奈美が担当いたしました。


5歳児健診を取り巻く環境は、自治体によっても差が大きい状況にあります。

本シンポジウムでは、色々な立場で働くSTが5歳児健診への取り組みを共有するだけでなく、こども家庭庁より石丸文至氏にもご登壇いただきました。行政の担当官から直接、今後の国の方向性をお伺いすることのできる大変貴重な機会となりました。




PRブースの様子

ポスター会場の隣に開設した当法人のPRブースには、両日ともに多くの先生方にお立ち寄りいただきました。日頃オンライン講座をご利用いただいているという方からも複数お声掛けいただき、直接ご挨拶させていただけましたことを大変ありがたく思っております。

  • 5歳児健診チェックシートへの関心

    ご勤務先ですでにご利用いただいているという先生からは、言語聴覚士でなくとも使用できる点が大変助かるというありがたいお声を頂戴いたしました。また、たくさんの方が、発音チェックシートのウェブページにアクセスしてくださり、関心の高さをうかがい知ることができました。


  • 臨床およびオンライン支援に関する意見交換 当法人が実施している構音の実技講習会について、「非常にわかりやすい」との身に余る評価をいただきました。また、今後開催予定の講座についてのお問い合わせもいくつかいただきました。

     「側音化構音の指導法に苦慮している」というご相談に対しては、月替わりで開催している音作り実技講習会の「き,け,ぎ,げ編」や「し,ち,じ編」などをご案内いたしました。

    今後も、日々の臨床にお役立ていただける実践的な内容をお届けできるよう、企画・運営に臨んでまいります。


  • 今後の講座開催に関するご要望

    その他、オンライン講座の内容や日程についてもご要望をお伺いすることができました。限られた人員で運営しているため、すべてのご要望に応じることが難しくご迷惑をおかけしておりますが、なるべくたくさんの方のニードにお応えできるよう、講座内容や開催スケジュールなど検討する際の参考とさせていただきます。

    貴重なご意見を賜り、誠にありがとうございました。



おわりに

今回の広島大会で得られた数多くの学びや、先生方からいただいた温かい激励のお言葉、そして現場の切実なご要望を糧に、当法人はこれからも子どもたちの発達・発音支援、そして地域連携の発展に尽力してまいります。

改めて、当学会の運営に携わってくださった皆さま、ブースにお立ち寄りいただいた皆さま、ならびに各発表会場へ足をお運びいただいた先生方に、スタッフ一同心より厚く御礼申し上げます。また次回の学会で皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

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