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ことばの相談だより〜妹のお名前を呼びたいのに伝わらないAちゃんのお話〜

はじめに

今回は、妹さんの誕生をきっかけに「伝えたいのに伝わらない」経験をしたAちゃん(5歳)をご紹介します。


ご相談の内容

「かきくけこ」が「たちつてと」になってしまうAちゃんのご相談を受けました。お母さまはAちゃんの発音が気になってはいたものの、園では困り感なく過ごしていたため様子を見ていたとのことですが、妹さんの誕生で状況が変わります。

妹さんの愛称は「こうちゃん(仮名)」。お友達に妹さんのお名前を聞かれ、Aちゃんが張り切って答えてもAちゃんの発音では「とうちゃん」と聞こえてしまう、というような状況になってしまいました。

妹さんがかわいくてしかたがないAちゃんにとって、それはとても悲しい出来事だったそうです。


Aちゃんとの練習の様子

当初は画面越しの職員とお話しするのは恥ずかしい様子で、お母さまのお膝に座っていましたが、次第にリラックスして、ひょうきんな一面も見せてくれるようになりました。

発音練習は、基本的に大人のまねっこをしながら進めていきます。

発音練習では、毎回必ずまねっこの宿題が出されるのですが、ご家庭でのまねっこのお手本となるのは保護者の方ですので、保護者の方も練習に参加して、一緒に取り組んでいただいています。

難しい部分もあったかと思いますが、保護者の方に褒めてもらいながら、楽しくコツコツとオンライン練習とご家庭での練習に取り組んでくれたおかげで、今は妹さんのお名前をきれいな音で言えるようになりました。


STからひとこと

発音の誤りは成長とともに自然に改善することもありますが、年齢や誤り方によっては練習が必要になる場合もあります。また、お子さま自身が「伝わらない」ことで辛い思いをしている時には、「伝えたい気持ち」の育ちを大切に、その時にできることを一緒に相談させていただけたらと思っています。

「少し気になるな」「様子を見ていいのかな」と迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。 


※実際の利用者様の経過に基づいて国家資格を持つ言語聴覚士が執筆しておりますが、利用者の方のプライバシー保護のため特定の個人が推測されないよう、複数の類似症例を統合したり、背景設定を変更したりして構成しています。ご紹介する経過や結果は、あくまで当法人で実施している実際のオンラインことばの相談・言語療法に基づいた一例として参考にしてください。


当法人は、発音やことばに関して悩み事があるけれど

・どこに相談したら良いか分からない...

・近くに言語聴覚士のいる機関がない...

・待機期間が長い状態になっている...

・年齢制限のために言語療法が受けられない...

などの場合にも、どなたも言語聴覚士に繋がりやすい社会を目指して活動を行っています。

お住まいの自治体で受けられる支援制度をできるだけ活用しやすいよう、できる限り対応いたしますので、ご心配なことがあればいつでもご相談ください。


当法人のオンライン言語療法をご検討の方は、まずはオンラインの無料相談へのお申し込みをお願いいたします。

言語聴覚士が問診・検査等を行った上で、言語療法の必要性の有無などについてもご相談をお受けしています。


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