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活動報告:第26回 日本言語聴覚学会 in 山形に参加してまいりました

 2025年6月27日28日やまぎん県民ホール、山形テルサにて第26回日本言語聴覚学会が開催されました。当法人の職員も発表を行いました。また企業ブースにてPR展示を行い、オンライン講座のご案内やパンフレット配布などを行いました。

 

第26回日本言語聴覚学会in山形の会場パネル写真

◎発表について

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■ポスター発表(埜藤奈美)

2025年6月28日(土)10:00〜11:30  ポスター会場(山形テルサ1F 大会議室)

保健師、言語聴覚士と、遠隔地の言語聴覚士チームがオンラインビデオ会議ツールを用いて協働して介入を行った機能性構音障害の一例の報告


■一般演題(埜藤奈美)

2025年6月28日(土) 14:30 〜15:30 第6会場(やまぎん県民ホール3F スタジオ2)

小学校の言語障害通級指導教室(ことばの教室)におけるオンラインビデオ会議ツールを活用した教員と言語聴覚士が連携して行う授業実践の報告 


 発表では、特に自治体と連携をしたことに大きな関心をお寄せいただきました。今後、さらなる社会貢献につなげられるよう職員一同尽力してまいります。たくさんのご意見、ご指導、ご質問、誠にありがとうございました。

口頭演題発表場面の写真


◎PR展示について

 企業展示ブースにて、オンライン講座・イベントの案内や、パンフレット・ポスターの配布を行いました。多数の先生方がオンラインでの言語療法にご関心をお寄せくださり、当法人のブースにもお立ち寄りいただき心より感謝申し上げます。

 また、ご勤務先へのパンフレット設置にご協力いただきました先生方、厚く御礼申し上げます。

  

  • 年齢制限などで構音訓練の途中で終了せざるをえない、転居の際などに紹介先がない、などで、もどかしい思いをしているSTもたくさんいる現状を解決したい

  • STにアクセスしたくても混んでいて数か月先にしか予約後とれず辛い思いをする親子さんを少しでも減らしたい

  • 大人になっても多数いる構音障害で悩んでいる方の受け皿づくりをしたい


という私どもの想いをたくさんの方に聞いていただき、共感していただき、ありがとうございました。皆様の応援が、私たちの活動の力になります。今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。

PR展示ブースでチラシ配布の写真

 

 当法人では、法人内での育成にも力を入れており、研修体制を整えています。また、技術監修を受けて言語療法を実施し、多数の機関や研究会と連携を取って言語療法の適切性の維持に努めています。

 技術はあるけれど、子育てや介護など様々な事情で外に出て働くことに大変さのある「潜在ST」の方が活躍しやすい環境を整え、チームでの臨床体制を作っていること、啓蒙活動に尽力していることにもたくさんのお心を寄せていただきました。

 必要とされる方々に言語療法が行きわたることを目指して、今後も活動を続けていきたいと思います。



◎言語聴覚士をはじめ、お子さんのことばの支援に従事されている皆様へ


 私たちは"必要な方全てに言語聴覚士の専門性を届けられるような体制を作りたい"との思いで、団体を立ち上げ、運営をしています。

 言語聴覚士や構音障害についてたくさんの方に知っていただくため、また、近隣の施設や病院等の利用が難しい方にオンラインの言語療法の可能性を知っていただくために、パンフレット設置・配布にご協力いただける方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。

 当法人のオンライン言語療法の説明や、よくある発音の気がかりについての解説なども記載されております。保護者の方へのご説明等にもご利用いただけましたら幸いです。

▶︎ご支援者様ご登録フォーム:https://www.kotoba-support-net.org/general-9


保護者向けパンフレットの写真



 

 また、当法人では、子どもの構音障害の見落としの予防と、悩みを抱えているお子さんが必要な言語療法につながることのできる社会づくりを目的に、機能性構音障害の啓発にも取り組んでおります。昨年度、愛知県半田市の助成、半田市教育委員会の後援をいただいて子どもの構音障害啓発のためのポスターと動画を作成いたしました。

 ポスターは、下記の紹介ブログよりご自由にPDFをダウンロードしてご活用いただくことができます。※改変はご遠慮ください。

 ご意見、ご感想などございましたらぜひメールにてお寄せください。


子どもの構音障害啓蒙ポスター

2025年1月17日ブログ:機能性構音障害啓発のためのポスターと動画ができましたhttps://www.kotoba-support-net.org/post/20250117



 当法人の理念をたくさんの方に知っていただく機会を与えていただいたことに心より感謝しております。

 引き続き、STがいつでも寄り添える体制づくりを目指し活動に取り組んでまいります。

 皆さまのお力添えを、何卒よろしくお願いいたします。



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