開催報告: ことばすくすくライブ♪『たべる』『のむ』を開催しました(2025/10/15)
2025/10/15 言語聴覚士と保育士によることばを育てる親子向けイベント ことばすくすくライブ♪『たべる』『のむ』を開催しました。今回は海外から笑顔のかわいいご兄弟も参加してくださいました。
ご参加いただき、ありがとうございました。

今回は、日常生活に欠かせない言葉『たべる』『のむ』のサインを取り上げました。
手で表現するサインには、発話を促したり表現するという役割以外にも、ことばの概念を理解したりコミュニケーションの楽しさを感じたり、社会性をはぐくむ効果もあります。
冒頭では、言語聴覚士から『たべる』『のむ』のサインの作り方をそれぞれ説明しました。
この2つは、子どもたちが毎日の生活の中で何度も経験する行為なので、とても使いやすく、覚えやすいサインです。
『たべる』を覚えると、今まで使っていた“パン” “ごはん” “おかし” といった食べ物の名前と繋げて短い文の理解や発信につながります。同じように『のむ』も“みず” “おちゃ” “ジュース”など飲み物の名前と繋げることができます。
サインは耳で聞くだけではなく見ることができるので、より理解しやすく、食べ物に対しては『たべる』を使い、飲み物に対しては『のむ』を使うことが自然とできるようになってきます。
このようにことばの概念の理解や文の形を育てていく基礎になります。
療育の場面では、食事や水分補給のときに自然にサインを取り入れることができますし、一斉指示の際にサインも一緒に取り入れていただけると、共通理解が広がり、注目をむけやすくなります。
このように『たべる』『のむ』は、子どもが“自分で伝える”経験を、積みやすいサインです。ぜひ、療育の場面やおうちの中で繰り返し使ってみてください。
サインができるようになるということだけでなく、保護者や支援者がサインで表現することで、まずは相手に注目できるようになるということや、気持ちが通じたという経験の積み重ねが言葉を育むうえでとても大切と考えます。そして、サインが正確でなくても、その子の持っている力で意思表示ができるということが、本当に素晴らしい事です。

ライブは、保育士たかま先生による「元気に返事ができる子!」の歌に合わせて、元気にお返事してくれました。
パネルシアターでは、雪の中から出てきた食べ物を『〇〇(食べ物)をたべる』と短い文の形にしてサインを使って表現し、たくさんの食べ物を雪をかき分け探し、お腹いっぱい食べました。
次に、ストローからすーっと吸って、黄色、赤、青色のジュースが出てきて、『黄色いジュースをのむ』と『のむ』のサインを使い、色に合わせてみかん味・辛い味・冷たいジュースを飲みました。

絵本作家庄司さんの絵本「みてみて」の読み聞かせでも、いちごやぶどう、ばななを食べたり、絞って飲んだり、『たべる』『のむ』のサインを使いました。前回の『もっと』の回と同じ絵本「みてみて」なのに、今回のサインに合わせ読み方を変えていただき、また違ったストーリーになっており、しょうじさんの読み聞かせに、みなさん夢中になっていました。

この度は、みなさんご参加いただきありがとうございました。
ことばすくすくライブ♪について
育児には喜びも、心配なことも毎日たくさん。
色々な事情で、外出や集団の場への参加に大変さを感じる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
地域の子育て支援センターなどに足を運びづらい状況にあるお子さんにも仲間と楽しい時間を過ごす体験を、保護者の方には気軽に”ほっと一息”を提供できれば、という思いが、ことばすくすくライブを企画したスタートでした。
ご自宅のリラックスした環境で、一緒にお子さんの育ちを応援しながら、素敵なひと時を提供出来たらうれしく思います。
次回開催予定のお知らせ
2025年12月17日(水)11:00〜11:30 ことばすくすくライブ♪『あまい』『おいしい』

お申し込みはPeatixことばすくすくグループにて、11/12(水)11:00頃から受付開始予定です。
ぜひこの機会にグループをフォローして、ことばすくすくライブ♪にご参加ください。
*Peatix ことばすくすくグループのフォローはこちらから♪
✳︎YouTubeでも配信中です。ぜひチャンネル登録をお願いします。



