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5歳児健診や5歳児の教育・保育に関わる先生方へ、アンケートのお願い

更新日:9月4日


5歳のお子さんに接していらっしゃる医師・歯科医師・保健師・園等の先生・保護者の皆様、こんな疑問をもったことはありませんか?   

 ◎ 保護者に「うちの子の発音が気になる」と言われたけど、5歳で「かきくけこ」が言えない子には訓練が必要?

 ◎ ひまわり組のAくんはいっぱいおしゃべりしてくれるけど、伝わらない時がある。どうしたらいいかな?

 ◎ うちの子は「さしすせそ」が「たちつてと」になってしまいます。いつまで様子を見ているのが良いのだろう・・・?

  

このような疑問にお答えできるような幼児期、特に5歳ごろの時期に、よく見られる発音の様子や注意が必要な事例を紹介し、その経過や対応方法を説明した「5歳児さんの発音」についての資料(評価マニュアル・発音チェックシート等)を作成したいと考えています。

  

作成にあたり、アンケート調査へのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

アンケートの回答はこちらからお願いします。

  もし、よろしければプロジェクトの詳細について以下に記載していますので、ご一読していただけると幸いです。

 

  

▼私たちの紹介

 

 はじめまして、一般社団法人ことばサポートネットです。

 私たちは、「ことば」や「発音」の心配事に言語聴覚士がいつでも寄り添える体制づくりをすすめています。  

 特に、近隣に言語聴覚士がいない地域にお住いの方、ご家族やお仕事の都合などで医療機関等の受診やことばの教室等の利用が難しい方などにも、言語聴覚士の専門性をお届けできるよう、地域や年齢を問わず言語聴覚士にご相談いただけるように活動を行っています。

 

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▼プロジェクトの背景

   

 近年、全国各地で「5歳児健診」が始まっています。

 「5歳」という年齢は、発達の面のみならず、発音の育ちにおいても、非常に重要な時期です。  

 多くのお子さんが小学校入学までに日本語の発音を獲得しますが、中には、「構音障害」などにより言語聴覚士などの支援が必要になることがあります。子どもの構音障害の多くは、言語聴覚士などの専門家が介入することにより改善します。

 そのため、何か心配事がある場合には、年中・年長である5歳前後の時期に専門家とつながることを推奨しています。  

 「構音障害」は、生まれつきの病気がなかったとしてもどなたでもなる可能性があるものですが、お子さんの発音を聞きなれている保護者は気が付かない場合もあり、健診などで指摘されて初めて気が付かれて支援が受けられるような場合もあります。  

 お子さんの構音障害の多くは、「いわゆる赤ちゃんことばが長引く場合」と、「独特な発音の癖がつく場合=異常構音」の二つに分けられますが、特に異常構音の場合には、自然改善しづらく、中には病気が隠れている場合もあります。  

 発見が遅れてつらい思いをするお子さんが一人でも減るように、5歳児健診での適切な発音の評価が行われる一助となればとの思いで資料の作成を行うことにしました。

  

※子どもの構音障害について、詳しくはこちらに解説をしています。

  

▼プロジェクトの目的

  

 「5歳」での発音の気になるサインや、見逃してはいけない発音のサインに気づきやするために、5歳児の発音の様子に関する資料を作成し、以下の方々に配布・活用していただくことを目指します。  

 ◎5歳児健診や自治体のことばの相談に関わる、医師、歯科医師、保健師、心理職の方

 ◎保育園・幼稚園などで5歳児を担当する先生方

   資料は、5歳児健診などの際に、一目でチェック項目がわかるようなものとし、5歳児健診に関わる方が、手元に置いて確認しやすいツールを目指します。

  


▼子どもの構音障害啓発に取り組んでいます

  

 私たち一般社団法人ことばサポートネットは、子どもの構音障害の啓発活動に取り組んでいます。  

 昨年度は、子どもによく見られる発音の心配事に関するポスターと動画資料を作成し、多数の機関に配布いたしました。  私たちのもとには、大人になってから相談にいらっしゃる方も多数いますが、中には、幼少期にからかわれて辛い思いをされたご経験を話してくださる方、発音の障害が原因で夢をあきらめた方など、色々な方がいらっしゃいます。

   お子さんの発音の問題の多くは、言語聴覚士による適切な介入により改善します。 必要なお子さんが、言語聴覚士につながれる社会を目指して活動しています。

 

▼ 活動予定

  

 5歳前後のお子さんや5歳児健診にかかわる方にご意見を伺いながら、必要な内容を検討します。  

 発音を専門とする言語聴覚士を中心に医学的根拠に基づいた資料を作成し、専門家への監修を依頼します。

 資料の内容は、健診にかかわる医師などが使用可能なものを想定しています。

 以下のようなものを考えていますが、ご意見をいただきながら検討する予定です。

  ① チェックシート

② 手引書   

 ◎5歳児の発音発達の目安

 ◎よく見られる発音の誤りとその例

 ◎見逃してはいけない発音のサイン

 ◎家庭や園でできるサポート方法

 ◎専門家への相談の目安と連絡先

※作成した資料は、当法人ウェブサイトへ公開するとともに、関係機関等に配布します。

 

▼5歳児に関わる皆さまへのお願い 

  

この活動を行うにあたって、できるだけたくさんの方のご意見を反映させたものを作成したいと思っています。  

 アンケートへのご協力・拡散のご協力を、何卒よろしくお願いいたします

 アンケートの回答はこちらから




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