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ことばの相談だより〜海外で生活するBちゃんのお話〜

はじめに

海外での子育てでは、言語や文化の違いからくるお悩みやご不安が出てくる場合もあります。今回は、ご家族のお仕事の関係で海外で生活するBちゃん(7歳)のお話です。


ご相談の内容

お父さまの転勤で、1年前から海外で生活しているBちゃん。

平日は現地校、週末は日本語補習校に通っています。

お母さまは、日本の幼稚園に通っていたころからBちゃんの発音が周囲のお子さんに比べて幼いように感じていたものの、相談の機会を得る前に海外への引っ越しとなり、当法人については日本語補習校の先生からご紹介があったそうです。


Bちゃんとの練習の様子

Bちゃんは明るくてハキハキした女の子です。

初回の相談では、“ことばクイズ”(発音の状態を知るための簡単な検査)を行ない、イラストをみて物の名前をたくさん答えたり、お口の動きの真似っこをしたりしてくれました。

その結果、サ行がシャ行に置き換わるなどの発音の誤りがあることがわかりました。

Bちゃんの発音は「未熟構音(いわゆる赤ちゃん言葉が長引いている状態 https://www.kotoba-support-net.org/kouonsyogai )」で成長につれて自然に改善する可能性もお伝えいたしましたが、現在伝わらない場面があること、帰国に備えて練習を開始したい気持ちがあるとのことで、練習を開始しました。

練習は「す」の音を出すための舌の動きの練習から始めました。音が出せるようになったら、単語練習へとすすみました。

単語練習ではこれまで触れることが少なかったことばも扱うため、Bちゃんの日本語の語彙が増えたといううれしいご報告もいただきました。


STからひとこと

海外で子育てをされていると、ことばの発達について「これで大丈夫かな?」と不安になっても相談先がほとんどない場合もあります。

必要な方がご利用できるよう、時差や文化的な背景、帰国後のことにもできるだけ配慮した対応を行なっております。

また、今回のBちゃんのように、発音だけでなく語彙の広がりなど、ことばの育ちを後押しできればと思っています。

どうぞお気軽にご相談ください。


実際の利用者様の経過に基づいて国家資格を持つ言語聴覚士が執筆しておりますが、利用者の方のプライバシー保護のため特定の個人が推測されないよう、複数の類似症例を統合したり、背景設定を変更したりして構成しています。ご紹介する経過や結果は、あくまで当法人で実施している実際のオンラインことばの相談・言語療法に基づいた一例として参考にしてください。




当法人は、発音やことばに関して悩み事があるけれど

・どこに相談したら良いか分からない...

・近くに言語聴覚士のいる機関がない...

・待機期間が長い状態になっている...

・年齢制限のために言語療法が受けられない...

などの場合にも、どなたも言語聴覚士に繋がりやすい社会を目指して活動を行っています。

お住まいの自治体で受けられる支援制度をできるだけ活用しやすいよう、できる限り対応いたしますので、ご心配なことがあればいつでもご相談ください。


当法人のオンライン言語療法をご検討の方は、まずはオンラインの無料相談へのお申し込みをお願いいたします。

言語聴覚士が問診・検査等を行った上で、言語療法の必要性の有無などについてもご相談をお受けしています。


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