top of page

開催報告と録画配信のご案内:『言語聴覚士・ことばの教室の先生が知っておきたい口蓋裂の外科手術』(2025/09/28)

 

 2025/09/28  鹿児島大学教授の西條 英人先生を講師にお迎えして、『言語聴覚士・ことばの教室の先生が知っておきたい口蓋裂の外科手術』を開催しました。また、録画視聴の準備ができましたので、併せてご案内いたします。


 講座当日は、言語聴覚士、ことばの教室の先生、歯科衛生士の方など、たくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

 

 当日ご参加いただいた方からのお声をご紹介いたします。

===================================

●少し専門的な内容で難しく感じましたが、再度復習して今後の指導に活かせるようにしていきたいと思います。貴重な画像・映像資料を共有していただけて、とても参考になりました。


●色々な術式を症例動画像を観ながら説明いただけて理解する事ができました。


●過去から最近の外科的治療についての考え方やオペの方法についてたくさんの動画とともに教えていただき、ありがとうございました。普段、見えない口蓋の奥や内側の器官、筋肉、粘膜などが良くわかり、非常に繊細で高度な技術のオペをされていらっしゃることがわかりました


●長年、小児のSTとして働いておりますが、口蓋裂の方はお会いする機会が少なく、経験も少ないのですが、お会いした時には最新の情報を得ながら、成人になることを見据えて支援できたらと思います。


●実際、見る機会がない手術場面を見ることができたことは勉強になりました。口蓋裂全体の治療の流れがもう少し詳しく話があればありがたかったです。


●貴重なお話をありがとうございました。口蓋裂外科療法の歴史やポジショニング、粘膜だけでなく筋の働きを一緒に考えられて手術されていること、とても繊細な配慮を教えていただけました。口腔内を見る機会が少ないので、手術動画や症例写真も見れてとても幸せな時間でした。


●貴重な手術映像をたくさんご供覧くださり、ありがとうございました。精緻な匙加減に、息を呑みました。その根底には、今日は語られなかった先生の大変なご努力と、豊富なご経験があることとご推察いたします。今日はご質問にも丁寧にお答えいただき、大変ありがとうございました。日頃の疑問が解消しました。と同時に、先生のおられる地域がとても羨ましくなりました。スピーチエイドや構音練習の限界を感じたとき、親御さんに負担の少ない近医で咽頭弁形成術にトライできたらいいのに・・と感じることは少なくないです。将来的には、この分野の地域(施設)格差がなくなることを切に願います


●貴重な動画や写真も見せて頂きイメージがしやすかったです。先生方の研究や苦労も変遷とともに知る事ができて良かったです。


●動画もあってお話がわかりやすくて良かったです。


私の地域では、遠くの大学病院の言語治療室に通うのは大変なので、小学校入学後には地域のことばの教室に通う児童が多いです。言語治療室の言語聴覚士の方と連絡を取りながら授業を進めておりますが、今回の先生のお話をお聞きし、改めてどのような手術を経て、現在に至るのかを知っておくことの大切さを感じました。今回、教えていただいたことを無駄にしないように、今後も児童や保護者と協力しながら、頑張っていきたいと思います。

=================================== 


アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。



【録画配信のご案内】

ree

【配信期間】

2026年3月31日まで


【講座概要】

 口蓋裂のお子さんに関わることはあっても、手術については詳しくないという言語聴覚士、ことばの教室の先生も少なくないと思います。

 口蓋裂の外科治療と一口で言っても、乳幼児期の口唇形成、口蓋形成から始まり、大きくなってからの外科的矯正治療や修正手術まで、お子さんごとに必要な手術は一様ではありません。獲得されていた鼻咽腔閉鎖機能が成長に伴って機能不全を呈する場合もあり発育の状況に合わせて随時評価・介入が必要です。


 どの時期にどのような治療が必要なのか、必要になる可能性があるのかを、日々関わっている私たちが知っていることは大切と考えます。


 今回は、乳児期から成人まで全ての段階において手術の経験症例数が多く手技に熟達しておられるほか、後進の育成にも熱心に取り組んでおられる歯科医師 西條 英人先生にご解説いただきます。


※この講義動画は、2025年9月28日に開催したオンライン講座を配信用に編集したものです。一部、映像や音声に乱れが生じている場合があります。ご了承の上お申し込みください。


【講師】

鹿児島大学 医歯学総合研究科 顎顔面機能再建学講座 口腔顎顔面外科学分野

教授 西條 英人先生


長く東京大学医学部附属病院にて口唇口蓋裂治療やインプラント治療に従事され、現在は鹿児島大学教授。

診療のみならず後進の教育や研究活動、海外での医療支援も行っていらっしゃる先生です。


【対象】

・言語聴覚士、ことばの教室の先生

・口蓋裂のお子さんに関わる 園や学校、放課後等デイサービス、児童発達支援施設、子育て支援センターなどのスタッフ

など



 3周年記念ということで、今回は特別に今年度いっぱい配信できることになりました。

講義動画の閲覧ページに、資料およびアンケートフォームへのリンクを設定しています。

お寄せいただいたご感想・ご質問等は、録画配信終了後に取りまとめて講師にお伝えいたします。ぜひたくさんのご意見を賜れましたら幸いです。

講師より回答を頂きましたら、後日ウェブサイトにてお知らせいたします。


※受講者の方には無料提供となりますので、メールのご案内に従ってご視聴ください。




bottom of page