活動報告：「お子さんそれぞれの表れから考える　ことばとこころの育ちを支えることばがけ」

2025年8月20日沼津市特別保育研究協議会にお招きいただき、

「お子さんそれぞれの表れから考える　ことばとこころの育ちを支えることばがけ」

のタイトルで職員向け研修（静岡県沼津市）を担当しました。

研修には市内の保育教育機関や児童発達支援センターの先生方40名弱ご参加くださり、

お部屋は満員でしたが、ペアの先生とたくさんのワークを通して楽しい時間を過ごしながら、ことばの育ちの様子を一緒に学び、また、ことばかけの実習をたくさん行うことができました。また、園の巡回相談で先生方からご相談いただくことが多いテーマを取り上げて、解説とクイズとワークで、お子さんへのことばかけ、保護者へのことばかけについてみんなで考える時間となりました。

皆様、笑顔で熱心に取り組んでいただき、翌日からの保育にお役に立て頂けたらありがたく思います。

ことばに関することに限りませんが、ひとりのお子さんが生まれてから育っていく過程には本当にいろいろなことがおこり、人に相談してよいことなのか、自分で解決できることなのか悩むようなことがたくさんあるように思います。

自治体の個別の相談にも長くかかわらせていただいていますが、お子さんと保護者の方おひとりおひとりに向き合ってくださる先生方にたくさんお会いしてきました。

正解が何一つない子育ての中で、相談の場が開かれていることや、最も身近な相談先の一つである園の先生方にも研修や相談の場が用意されていることは、お子さんにとって安心な環境を用意したいという先生方の思いのもとに実現しているということを改めて感じました。

地域の中でどのお子さんもすくすくと育っていくことに、少しでも貢献できるよう、これからも尽力してまいります。