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「知ってほしい、構音障害」解説動画のご紹介 その2

機能性構音障害を多くの方に知っていただき、必要な方に情報を届けるため、また、子ども時代に見落とされない社会づくりのために制作した「知ってほしい、構音障害」の解説動画を作成いたしました。動画の内容について3回に分けてご紹介いたします。


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その2 未熟構音について


 未熟構音とは、いわゆる”赤ちゃんことば”のことです。小さなお子さんに関してはほとんどの場合問題ありませんが、未熟構音かどうかの判断は専門家におまかせください。

 あまり知られていないことですが、獲得する音はその構音方法によって難易度に差があります。動画では、音の獲得順序についてもお話ししています。



「うちの子、まわりの子に比べて発音が幼いかも?」と気になっている保護者さまにとっては、専門家への相談時期もお悩みの種になるかもしれません。動画では、相談時期に関しての当法人の見解をお話ししています。また、お話が伝わりづらいことには様々な要因が考えられますので、それぞれの要因と対応方法についても説明しています。





構音訓練開始時期をどのような観点から決めていくかもお話ししています。訓練を開始しても、正しい音を生活の中で使えるようになるには時間がかかります。困り感があっても、すぐに解決できるわけではないということもご承知おきいただければと思います。







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「知ってほしい、構音障害」のページはこちらから▼


知ってほしい構音障害のパンフレット

構音障害には、いくつかの種類があり、ここで取り上げているのはごく一部です。

構音障害は、脳梗塞などの病気、口腔癌などの手術、怪我などのさまざまな原因で起こりますが、病気などが原因の場合には、医療機関を通して専門職と繋がりやすいといえます。

しかし、明らかなきっかけがない場合には、専門職につながりにくい場合もあります。


ここでは、主に、病気や怪我などはっきりとした原因がないにも関わらず発音の心配事がある方と、生まれつきのお口の病気のために発音の心配事がある方にお届けしたい情報を中心に解説しています。


発音の心配事を持つ子どもと大人の方、子どもに関わることがある園や学校の先生、保健師、心理専門職の先生方など、多くの方の目に留まると嬉しいです。


構音障害について知ってくださる方が一人でも増え、必要な場合には相談先、練習先につながることのできるお子さん、大人の方が一人でも増えますように、今辛い思いをしている方が言語聴覚士やことばの教室の先生につながりますように、と、心より願っています。




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