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【活動報告】5歳児健診に携わる保健師さんへのインタビュー


2026年1月、自治体で5歳児健診に携わっておられる保健師の方2名、および地域保健編集部の皆様のご協力のもと、現在作成を進めている「5歳児の発音評価の手引き」と「発音チェックリスト」について、インタビューを行いました。


今回は富田林市の保健師の方にご協力を頂きました。


日々お忙しい中、資料をご確認いただきながら、丁寧にご意見をお聞かせいただきましたことに、心より感謝申し上げます。


■ 健診現場での発音評価について

2025年12月に実施したインタビューでは、「健診前に保護者に配布できるチェックリストがあるとよい」とのご意見を受け、今回、事前配布用のチェックリスト(質問紙)を新たに作成いたしました。


このたび、その事前配布用のチェックリストと、健診当日に保健師の方々が使用できるチェックリストをもとに、保健師の方2名にインタビューをさせていただきました。お話の中では、5歳児健診の当日の流れや、現在自治体で実施されている事前配布の問診票について実情を教えていただきました。


また、共働き家庭が多い地域では、チェックリストの文字数が多いと保護者への負担になりやすく、資料が別紙になることで印刷費や職員の業務負担が増える可能性についても、率直なご意見をいただきました。


自治体独自の既存の事前問診票内に入れ込める分量だと使いやすいという、実用的なご意見を賜ることもでき、非常に参考になりました。


■ 手引き書やチェックリストへのご意見

次のような具体的なご意見をいただきました。

  • 手引き書、チェックリストともに見やすく、新しい知識が多く参考になった。

  • 手引き書は、辞書のように必要に応じて使えると思った。

  • 非常勤職員にも事前に配布し、内容を共有しておくことで、チーム内の声かけや対応が統一されると良いと思った。

  • 健診当日に行っている「じゃんけん」や「しりとり」と組み合わせて、自然な流れで発音チェックができるのではないかと思った。

  • 音声データのサンプルがあると、発音の理解がより深まり、助かると思う。

  • 発音チェック項目が4項目程度であれば、既存の問診票に追加が可能かもしれない。


これらのご意見から、「保健師の業務負担を軽減すること」だけでなく、「保護者や自治体にとっても負担の少ない」チェックリストを作成することの重要性を教えていただきました。


■ 今後に向けて

今回のインタビューを通して、現在作成中の手引きやチェックリストは、発音を評価するだけでなく、必要な支援や適切な受診につなぐための視点を共有する資料として、大きな意義があると感じました。


特に小児の言語聴覚士は全国的にも少ないという課題があり、すべての健診現場に言語聴覚士が立ち会うことは、現実的には難しい状況です。だからこそ、手引きやチェックリストは、健診に関わる職員の判断を支える「後方支援」としての役割を担い、専門性を現場と共有するための架け橋となるものだと考えています。


今後は、今回いただいたご意見をもとに、見やすさや情報量、表現をさらに調整しながら、健診の現場で、無理なく活用していただける資料へと、引き続きブラッシュアップを進めてまいります。


ご協力くださった皆さまに、改めて感謝申し上げます。 今後の進捗につきましても、本ブログにて、ご報告いたします。


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