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開催報告: ことばすくすくライブ♪『もっと』を開催しました(2025/8/20)

 2025/8/20 言語聴覚士保育士によることばを育てる親子向けイベント ことばすくすくライブ♪『もっと』を開催しました。今回は保育室などの子育て支援施設のお友達も一緒に、楽しい時間を過ごすことができました。ご参加いただき、ありがとうございました。


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 今回は、もっとほしい!もっとやりたい!の『もっと』のサインを取り上げました。

 手で表現するサインには、発話を促したり表現するという役割以外にも、ことばの概念を理解したりコミュニケーションの楽しさを感じたり、社会性をはぐくむ効果もあります。


 冒頭では、言語聴覚士から『もっと』のサインの作り方を説明し、どのような場面や方法で取り入れるとより効果的なのかお伝えしました。

 サインができるようになるということだけでなく、保護者や支援者がサインで表現することで、まずは相手に注目できるようになるということや、気持ちが通じたという経験の積み重ねが言葉を育むうえでとても大切と考えます。そして、サインが正確でなくても、その子の持っている力で意思表示ができるということが、本当に素晴らしい事です


みんなそれぞれのやり方で「もっと」のサインを練習しました
みんなそれぞれのやり方で「もっと」のサインを練習しました

 ライブは、保育士たかま先生による「元気に返事ができる子!」の軽快なギターと歌に合わせて、それぞれの方法で元気にお返事してくれました。

 パネルシアターでは、「おなかがすいたワニさん」が「もっと!」「もっと!」とサインを使って表現し、たくさんの食べ物を参加者のみんなもワニさんになって、お腹いっぱい食べました。

 次に、ギターのリズムに合わせて掃除機を使いそうじをしました。掃除をしていたら、頭や眉毛、耳が吸われてしまいそうになったので、みんな上手に、言われた部分を手で守りました。


みんなが笑顔になる、たかま先生による歌やパネルシアター
みんなが笑顔になる、たかま先生による歌やパネルシアター


 絵本作家庄司さんの絵本「みてみて」の読み聞かせでも、「もっと!」と言うと、赤や青、黄色のボールの形がどんどんいろいろな形に変わっていき、みんな画面に夢中でした。

 今回のライブでは、様々な発達の段階のお子さんがいましたが、みんな画面の向こう側でたくさん楽しんでくれている様子が見れました。身体の障害によって、外出して療育などに通いにくいお子さんのご参加もあり、誰でもどこからでも参加できるオンラインライブの意義を感じることができました。


絵本の時間は大人も子どもも画面にくぎ付けです
絵本の時間は大人も子どもも画面にくぎ付けです

 この度は、みなさんご参加いただきありがとうございました。



ことばすくすくライブ♪について


 育児には喜びも、心配なことも毎日たくさん。

色々な事情で、外出や集団の場への参加に大変さを感じる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

 地域の子育て支援センターなどに足を運びづらい状況にあるお子さんにも仲間と楽しい時間を過ごす体験を、保護者の方には気軽に”ほっと一息”を提供できれば、という思いが、ことばすくすくライブを企画したスタートでした。 

 ご自宅のリラックスした環境で、一緒にお子さんの育ちを応援しながら、素敵なひと時を提供出来たらうれしく思います。



次回開催予定のお知らせ


2025年10月15日(水)11:00〜11:30 ことばすくすくライブ♪『たべる』『のむ』


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お申し込みはPeatixことばすくすくグループにて、9/10(水)11:00頃から受付開始予定です。

ぜひこの機会にグループをフォローして、ことばすくすくライブ♪にご参加ください。


*Peatix ことばすくすくグループのフォローはこちらから♪


✳︎YouTubeでも配信中です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

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