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開催報告:オンライン講座『言語聴覚士・ことばの教室の先生のための 音声外来のおはなし』

2025年5月25日 国立国際医療研究センター 耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療科長、音声・嚥下センター長 医師 二藤隆春先生を講師にお迎えして、『言語聴覚士・ことばの教室の先生のための 音声外来のおはなし』を開催しました。

たくさんの皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。




 今回の講義では、普段なかなか見る機会のない内視鏡による動画を確認しながら、手術内容や術前・術後の声帯の様子などを比較して見せていただき、音声外来でどのような症状の患者さんにどのような治療が行われているのかを、わかりやすく解説していただきました。


 小児の言語聴覚士やことばの教室の先生方は、小児の音声障害に気付きやすい立場ではありますが、保護者の方にどのようにお伝えするべきか、どのような医療機関を受診するべきか、情報が少なく対応に困ったご経験もあるのではないでしょうか。今回の講義では、実際の小児の症例についても、起こりやすい疾患とその対応について詳しくお話しいただき、今後の対応の指針が具体的に得られたのではないかと思います。


 ご参加の方からのご感想をご紹介いたします。アンケートへのご協力、誠にありがとうございました。なお、いただいたご感想は、一部抜粋して原文のまま転載させていただいております。


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音声障害に関わるDrのお話を聞く機会があまりないのでてとも良い機会になりました。


非常に勉強になりました。地域差もあるのでしょうが、正直なところ、大人で音声を診ていただきたいときにも耳鼻咽喉科を探すことの難しさを常に感じております。(当方名古屋在住です)音声外来が増えてきていたり、耳鼻咽喉科や歯科口腔外科にSTが増えてくるなど、少しずつ変化していっている過渡期だとは思うので、少しずつ少しずつとは思いますが、情報をこれからも集めて連携を取れる体制が増えてくると良いなと感じます。


・音声外来の実際を医師の先生から、しかも小児を中心に伺えたので参考になりました。成人と比較して考えることもできたので、良かったです。本日はありがとうございました。


・声帯結節疑いのある子さんの親御さんに、耳鼻科受診を勧めても受診に至ることが少なく、どう伝えれば良いものか悩んでいました。今日のお話を伺い、私自身も知識を深めることができたので、それを元に親御さんにも説明をしていきたいと思います。大変勉強になりました。ありがとうございました。


・小児分野での音声外来について、事例を取り上げながら説明いただけたので、とてもわかりやすかったです。


動画が豊富で手術例なども分かりやすく、成人に関係する事も学ぶ事ができて良かったです。


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この講座は、録画配信も予定しております。

配信準備が整いましたら、改めてブログやSNS等で告知をいたします。

よろしくお願いいたします。

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