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学校のことばの教室の先生方との情報交換会

2024/10/15 学校のことばの教室の先生方との情報交換会に参加いたしました。

5都道府県の先生方のお会いすることができ、貴重なお話を伺うことができました。

ありがとうございました。


私共の法人では、構音障害のお子さんに対する言語療法の提供を主に行っているため、普段連携を取らせていただく「ことばの教室」の先生とは発音に関するやり取りが中心なのですが、実際には、「ことばの教室(きこえとことばの教室)」という名前で構音障害や吃音をお持ちのお子さんに対して授業をされている地域もあれば、学習障害や自閉傾向などで特別な支援を必要とするお子さんに対する授業も一緒に行っている地域もあり、それぞれの先生方の大変さについても伺うことができました。

また、巡回方式を取られている地域、拠点校にお子さんが通ってくる地域など、色々な地域があり、ICT機器の活用状況も様々でした。


どの地域でも、色々な制限がある中で、お子さんのためになる方法をいろいろと考え、取り組まれている先生方のお話に、私たちも気持ちが引き締まる思いでした。


現在、私たちは、新潟中越地区の先生方と一緒に、ことばの教室DXの実証実験を行っています。

これは、現在学校の先生方個人の多大な努力のもと成り立っている部分について、情報通信技術と言語聴覚士の専門性を利用していただくことで、先生方の負担を少しでも減らしながら通級されるお子さんと保護者の方の目標到達をサポートするための実証実験です。

機能性構音障害・口蓋裂の構音障害を専門とする言語聴覚士を中心としたチームで、当法人が関わっています。

実験を進めるうちに、機器をそろえ、通信環境を整えることの大切さもさることながら、担当の先生が悩んだ時にどれだけ個別の状況に合わせて一緒に考えることができるかということも重要だと感じています。



一般社団法人ことばサポートネットでは、先生のための個別相談や、実技実習などを積極的に行っており、学校の先生方にも多数ご参加いただいております。

お一人お一人の先生方が、できる限り少ない負担で業務に向き合いやすい環境が作れるよう、これからも先生方と連携させていただければと思います。



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