機能性構音障害・口蓋裂の構音障害 音作り実技講習会~か行が行編~が終了しました。
当初9月22日のみの開催予定でしたが、多数のお問い合わせをいただき合計3回の実施となりました。
たくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回はゼミナール形式で行う、初めての試みでした。
私自身がSTになりたてで一人職場を経験した際、地域の先生方に顔を合わせての実技指導をたくさんしていただき、本当にありがたかったことを覚えています。
温かい先輩方のご指導のおかげで今までSTを続けてくることができたとつくづく思います。今でも、当時住んでいた千葉県松戸市周辺のSTの先生方への感謝は尽きません。
職場や地域で指導を受ける機会が得られにくい先生方にも、少人数の講習会の温かい雰囲気や、困ったら相談できるという安心感を少しでもお届けできたら、という思いもあり企画いたしました。
今回の講座では、か行が行の音作りで知っておいた方が良い大事な視点(「うがいからの誘導に潜むリスク」「子音+母音の過程がなぜ重要なのか」など)もお伝えしつつ、実際にお一人お一人に声を出して体験していただいて、身に付けていただきたいという思いが強くあり、内容が盛りだくさんであわただしかったかもしれませんが、楽しんでいただけましたら幸いです。
時間を大幅に超過してしまった回もあり、申し訳ございませんでした。
この講座を通して、多くの先生に講師の技術が伝わり、その先にいるお子さんたちの健やかで幸せな育ちにつなげてくださいましたらありがたく思います。
(筆:埜藤)
<ご参加者様の声を一部ご紹介いたします>
※アンケートへのご協力ありがとうございました※
●実際に音作りの実践をしながら教えて頂いたので、よりわかりやすかったです。
●"訓練される側になることで、音の出し方等、アプローチのポイントを学ぶことができて、大変勉強になりました。
●/k//g/以外の訓練方法も、ぜひ実技講習会を開催していただきたいです。
●実技はなかなか機会がないのでタメになりました!オンデマンドで再び先生の誘導方を確認できたりしたら嬉しいです!
●これまで自分が学んできたやり方と異なる部分があり、いろいろなやり方があるのだと改めて思いました。ありがとうございました。
●オンラインで実技形式の講座を受けたのは初めてで、とても興味関心を持って参加できました。実際にやることで、子どもの気持ちになることができ、普段の臨床を振り返る機会にもなりました。
●[g]や[k]の誘導について、新しい手法を学ぶことができました。すごく新鮮で、「目から鱗が落ちる」を実感しています。ありがとうございました。
今年度は本講座の実施予定はありませんが、受講のご希望がございましたら是非
までご意見をお寄せいただけましたら幸いです。
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