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ことばサポートネット

鼻咽腔閉鎖機能を保護者の方にわかりやすく説明する技術

更新日:2024年12月16日

子どものことばに関わる言語聴覚士、ことばの教室の先生など、構音障害に関わる仕事をしている専門職にとっては、「鼻咽腔閉鎖機能」「鼻息鏡」というのはとてもなじみのある、当然よく知っていることばだと思います。

一方、構音障害に関わる仕事をしていない限りは、日常生活で耳にすることはあまりなく、多くの方にとってはなじみのないことばだと思います。



顔のイラスト

言語聴覚士やことばの教室の先生方は、発音の相談場面で、たいていは「鼻咽腔閉鎖機能」の検査を行うことになりますので、専門職は、鼻息鏡を使って検査をする技術を持っており、当然鼻咽腔閉鎖機能について深く理解をしています。この理解なしに構音障害の対応をすることはできないからです。


しかし、これをいざ保護者の方にわかりやすく説明するとなると、その説明の仕方には技術が必要だと思います。

口蓋裂のお子さんの診療場面などで、毎日のように「鼻咽腔閉鎖機能不全」について説明を行っている言語聴覚士にとっては日常的なことであっても、年に数回しかその機会がない場合には、自分自身がどんなに理解をしていても、わかりやすく説明をするというのは難しいことかと思います。


12月の機能性構音障害・口蓋裂の構音障害の講習会は、特別企画として、

口唇口蓋裂の構音障害を専門としている言語聴覚士が鼻咽腔閉鎖機能不全についてわかりやすく説明して知識を整理した上で、鼻息鏡を用いた検査方法の実習、保護者にきちんと説明する技術を身に付けることを目標とした実習を行う予定です。

鼻息鏡の使い方についておさらいしたい方にもおすすめです。

また、そのまま臨床にご利用いただける、記録用紙や矢状断図の配布もございます。

 

是非ご活用ください。


お申し込みはこちらhttps://ksn-24-12-20.peatix.com


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■開催日時:2024年12月20日(金) 20:00~21:30


■会場  :オンライン


■講師  :髙橋 路子 東京大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・矯正歯科       言語聴覚士 口唇裂・口蓋裂認定師


■参加費チケットについて

料金 3,300円 

実習チケットと聴講チケット2種類ございますので、お間違えの無いよう1枚をお選びください


実習チケット(10名);当日口頭でのご質問に優先的に対応  ビデオオンでご参加ください

※講師より鼻息鏡の当て方のチェック、フィードバックが可能ですので、鼻息鏡(なければ12×9cm程度に切った紙)と可能であれば練習相手になってくださる方1名(ご家族や職場の方など)に同席していただいてください。同席の方はチケット不要です。


聴講チケット; 当日のご質問は実習の方が優先となります(事前質問は可) 


■主な内容:

  • 鼻咽腔閉鎖機能の知識の整理

  • 保護者への説明の仕方の実習

  • 鼻息鏡を用いた評価(対象者の年代に応じた注意点)  

  • 呼気鼻漏出の記録の実習 

  • 質疑応答 


実習チケットをお申込み頂いた方は、当日口頭での質問や、鼻息鏡の使い方について講師からのフィードバックを受けることが可能です。



■対象:機能性構音障害、口蓋裂の構音障害に関わる可能性のある方    

    鼻咽腔閉鎖機能について学びたい方


■お申し込み :Peatix より受け付けています。

        注意事項をよくお読みになってお申し込みください

     URL:https://ksn-24-12-20.peatix.com

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